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研磨やガラスコーティングとは違う洗車(ワックス)を基本に仕上げるサービスです。
目的がずれるコーティング選び
コーティングを施工すると考えるとき、
■ボディを綺麗にする(研磨など)
■綺麗にしたボディを綺麗に保つため
施工を考えコーティングを調べると思いますが、ここから要注意です。
ネットなどで調べると、出てくるのは主流のコーティングや有名なコーティング剤。
調べれば調べるほど、皆さん、初期のコーティングの目的からずれていくのです。
目的が、コーティングで綺麗にする、綺麗に維持するから、、、〇〇のコート剤が良いのか?あの有名なコーティングがいいな!というようにコーティング剤選びに変わってしまうのです。
綺麗(ボディの洗車キズなど)するのは、コーティングでなく下地処理(研磨、洗浄)です。
綺麗さを維持する時点で、コーティング剤の効果が必要になるのですが、綺麗に維持出来るならば何でも良くないですか?
■有名コーティング・・・シミだらけになる
■無名、100均のコーティング・・・綺麗に維持できる
どちらを選びますか?
恐らく、後者だと思います。
重要なことは、綺麗に維持するためのコーティング(保護膜)を選択することなのです。
楽に維持したい
コーティング(磨き)を施工する上で、綺麗にするのはもちろんですが、一番求めたいのは、美しく仕上げた状態を長期間、維持すること。
しかし、今現在、主流である硬化型(ガラス、セラミック等)コーティングは、耐久性はあり理想のコーティングですが、性質上、汚れが固着し易いため維持(専用ケミカル)を上手くしなければ早期に美観を崩してしまう最大の欠点があります。
また、ガラスコーティングはイメージと施工側・コート剤を売る側の宣伝の仕方に問題があり、「キズがはいらない」と思われがちですが、柔らかい塗装の上に薄く作る保護膜です。
キズは洗車を重ねれば必ず発生します。
■水洗いで維持出来ます
水洗い、シャンプー洗車だけでは、ボディはシミだらけになります。
綺麗に維持するため塗装を保護するためのガラスコーティングなのにこれでは効果を発揮出来ていないですよね。
■超耐久!超硬度!
多層で一見、キズも耐えれそうな硬化型コーティング施工車も洗車をしている内にキズが入ります
高価型コーティングを施工すれば、数年間、楽に維持出来る、綺麗に美観を保てると思えそうですが、屋外保管であればどんな完璧な下地処理、高額なコーティングを施工しても愛車の美観を維持するのは非常に難しいです。
楽に維持したい。
施工側としても楽に維持して欲しい、それが希望です。確かに、洗車+ケミカルで上手く維持出来れば理想ですが、洗車時間がなかったり洗車が苦手な場合、完璧に仕上げても美観が損なわれていく可能性は高くなる。
水洗い・シャンプー洗車のみで維持して頂きたい。
それが弊社としても希望です。
ガラスコーティングを凌ぐ、防汚性・艶、天然ワックスの存在
「今時、ワックスか」そう言われても仕方ありません。
今は、どこを見てもガラスコーティング。
しかし、そんな主流のガラスコーティングより汚れにくく、シミが出来にくい、そして艶が出るそんなコーティング剤が天然ワックスなのです。
石油系ワックス
缶に入っている、臭うと石油のような臭いのするワックス。
コンパウンドや溶剤によりキズ消し効果が高いものもありますが、溶剤で艶を出すものが多く塗装に悪いです。
塗装に石油を塗るのと同じで、塗装(コーティング層)を傷める使えないワックスです。
天然ワックス
車好きな方は、ザイモールやスイスヴァックスなど聞いたことがあるかと思います。
カルバナ蝋、ココナッツなど天然素材100%で作られており、コンパウンドも入っておらず、塗装(コーティング)にも優しい優れたワックスです。
ワックス=古い。
ワックス=耐久性がない、油膜になる。
ワックス=塗装を劣化させる。
そう言われますが、
それは石油系ワックスの場合です。天然ワックスでは予想とは違う結果が得られます。
天然ワックスで得られる効果
天然ワックスは、正しく扱えば非常に高価的なコーティング効果を体感できます。
■防汚性が高い
天然ワックスで完全に汚れない!とは言えません。
でも、ガラスコーティングより圧倒的に汚れにくい、防汚効果があります。
天然ワックスを施工して思うのが、汚れにくさです。汚れが固着しにくいのです。ガラスコーティングの場合、雨のあと写真のように汚れが張りつき直ぐに洗わないと水洗いでは落ちにくい汚れですが、簡単に落とせます。
■シミができにくい
コーティングで気を付けたいボディに出来るシミ。
天然ワックスは、このシミ(スケール、雨染み、デポジット)が非常に出来にくい、出来ても除去し易くガラスコーティングより圧倒的な耐シミ性能があります。
シミの出来にくいコーティングを探すよりも、シミ除去剤を検討するよりも天然ワックスを最初から施工すれば解放される悩みです。
この点だけでもワックスの施工をオススメしたいです。
花粉や樹液などの外的要因からも守ってくれます。
■艶が凄い
ワックスの最大の魅力は、ガラスコーティングでは出せない艶です。
色味が変わる、トーンが落ちるような濡れたような美しいボディへ仕上がります。
■ワックスだけで層が厚くなったように感じられる
ただワックスを施工しただけの塗装。
白ボケていたボディの艶が向上しクリアが一層のったような仕上がりとなります。
ガラスコーティングでは難しい、キズを隠滅する効果もワックスならではです。
天然ワックスのマイナス点
良いとこばかりの天然ワックスのようですが、デメリットもございます。
■最大のデメリットである、耐久性の問題
ガラスコーティングに唯一負ける点でもある耐久性です。
塗装面で効果を発揮出来るのは、屋外保管の場合、3カ月~、長くとも半年ほどで、ワックスの入れ替えが必要となります。
■施工に手間がかかる
ワックスを施工するのは、非常に手間がかかります。
■下手に扱うとキズが増える?
ワックスは、塗り込み➔拭き取りを行うので、塗装に触れる時間が長いです。
適当に雑にするとキズを入れてしまう恐れもあります。※キズ隠滅効果もあります。
ただ、このマイナス点以上の結果が得られるのも天然ワックスの特徴です。
ノーワックス!!!コーティング施工車にワックスは駄目???
コーティングを施工すると「ワックス禁止」のようなステッカーや取扱説明書に書いてありますが、そのワックスは、コンパウンドが入っている、石油系(コーティングを傷める)のワックスの場合のみとなります。
質の高い天然ワックスは、塗装にも無害で、コーティングにも全く問題ありません。
※恐らくコーティングのメンテナンスキット内のクリーナーより問題ありません^^
様々な天然ワックスの利用法・有効活用法
トップコーティングとして
ガラスコーティングのメリットは耐久性、デメリットはシミが出来易い。。。
そのデメリットを天然ワックスをガラスコーティングの上に施工し防汚性を強化します。
メインコーティングとして
天然ワックスは、艶向上・キズ隠滅効果が見込めますので、洗車キズを目立ちにくくしてくれます。
研磨を行うほど予算を出したくない場合や耐久性はないが確実にボディを綺麗に維持したい場合にはメインコーティングとして天然ワックスの施工をオススメします。
再施工は、必要となりますが、日々の維持は水洗い・シャンプー洗車を定期的に行って頂くのみです。
※更に綺麗に維持するには水分シミ除去が必要。
まとめ
天然ワックス>ガラスコーティング
両者、良いところもあれば悪いところもあるのですが、車を美しく維持する、保護として考える場合、下記のように言えます。
雨染み(水分シミ)抑制効果 |
天然ワックス>ガラスコーティング |
艶 |
天然ワックス>ガラスコーティング |
防汚性 |
天然ワックス>ガラスコーティング |
紫外線抑止効果 |
天然ワックス>ガラスコーティング |
耐久性 |
天然ワックス<ガラスコーティング |
施工性 |
天然ワックス<ガラスコーティング |
耐久性の点は最大の欠点ですが、シミを抑えれる、防汚性、紫外線から守る効果は非常に有効的で圧倒的にガラスコーティングより優れています。
■耐久性も求めたい場合、ベースに硬化型+トップに天然ワックス
■屋外保管、まめな手入れが出来ない、出来ない環境の場合には天然ワックスがベストです。
■経年車で予算を抑え綺麗に仕上げたい場合には天然ワックス
こんな方に天然ワックスを
■これまでガラスコーティング(その他コーティング)を施工して綺麗に維持しなかった
■屋外保管でも綺麗に維持したい
■ボディのシミ(水分シミ、スケール、デポジット)を防ぎたい
■艶が欲しい
■洗車キズを低価格で改善したい
■今、愛車の美観維持で悩んでいる
■コーティングで悩んでいる
上記のようなお悩みがある、気になる場合には是非、天然ワックスをご検討下さい。
ガラスコーティングは必要ない?かもしれません^^
現在施工しているコーティングの上からも天然ワックスの施工は可能です!
艶の向上・キズ隠滅・防汚性アップが見込めますので、楽に維持したい、綺麗に保ちたい方は是非、ご相談下さい。
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研磨やガラスコーティングとは違う洗車(ワックス)を基本に仕上げるサービスです。
天然ワックス・ガラスコーティングの色々なこと
天然ワックスの防汚性
左:天然ワックス施工、右コーティングなし
撥水は弱ってきていますが、未施工面と比べしっかりと防汚性が続いています。
屋外保管、一部、チョーキングの塗装、月1~2回の水洗い洗車で3カ月ほど経過した塗装面ですが、3ヶ月前の天然ワックスがしっかりと効果を発揮、持続しているのが確認出来ます。
ガラスコーティング施工車は???
屋外保管車、月1~2回水洗い洗車。
1枚目の写真でわかるように撥水が低下(水分シミに排水が邪魔されている)しており、2枚目の写真でガラスコーティングの特徴でもあるシミがしっかりと発生しています。
ガラスコーティングも悪ではなく、シミを除去すれば引き続き効果を持続できるので、耐久性もある良いコーティングですが、定期的なシミ除去がどこまで出来るか?面倒に感じる方の場合には、ガラスコーティングは不向きです。
ガラスコーティングの耐久性は魅力的でも、、、
硬化型ガラスコーティングは、耐久性もあり良いコーティング剤ですが、天然ワックスに比べ、水分シミ(スケール、デポジット)が固着し易い、出来易い特徴があり定期的に除去する必要があります。
天然ワックスもシミは出来るので、除去は必要ですが、圧倒的に少ない発生なので神経質になる必要がありません。
紫外線を防ぐガラスコーティングは???
天然ワックスはカルバナ蝋、ココナッツオイルなど日焼け止めのような効果も期待でき、完璧ではありませんが紫外線から守ってくれますが、ガラスコーティングの場合、確実に通過させます。
最近、プロショップの簡易コーティング剤でも同じように謳われているものもございますが、まず紫外線は防げないと言えます。
耐久性を上手く回避出来れば、天然ワックスの良さを楽しめそうです。
キズの隠滅力
ガラスコーティング
ガラスコーティングには、キズを隠滅するような大きな効能はありません。
一部のもので多少隠滅出来るものはありますが、ガラスコーティングを施工する場合、キズがない状態に仕上げることが、綺麗にみせるためには必要です。
キズは埋めれない➔研磨+ガラスコーティング➔数年後に再施工、研磨+ガラスコーティングというようにリセットする場合には塗装を削るとなると塗装はどんどん薄くなり塗装そのものが弱くなります。
天然ワックス
ワックスは、キズを隠滅する効果、艶が向上することによりキズが無い状態にはなりませんが、見えない、見えにくい状態へと仕上がります。ただし、埋めているだけなのでワックスが無くなればキズは見えてきます。
研磨せずとも少なからずキズを誤魔化す効果がある。
洗車+ワックス、、、時間と共に元通り、洗車+ワックス、、、と何度施工しても塗装が減ることはないしキズが気になればワックスを再施工すれば良いと言う点はメリット大!!!
天然ワックスを施工するタイミング
■新車時に
新車時から天然ワックスを施工するのも一つの手です。
ただ、耐久性はないので再施工を頭りに入れて置く必要があります。
新車なら、ベースに耐久性のある硬化型コーティング、上部に天然ワックスの施工がオススメです☆
それか、最初は硬化型コーティングを施工し、キズが気に出したらキズ隠滅効果のあるワックスを施工するってもいいかもしれません☆
■経年車の場合
天然ワックスは、キズ隠滅効果+艶向上が見込め、下地処理の研磨をある程度で終わらせても綺麗に見える仕上がりとなりますので、磨き+ワックスでいいと思います。
いや、グルグルキズをしっかり除去したい場合、しっかり研磨+ベースコーティング、好みで天然ワックスがいいかと思います☆
ワックスの良いところは、上手く塗装のあれを誤魔化してくれるところです。
ある程度の下地を作りワックスをのせてやることでキズも誤魔化せますし費用も抑えられます☆
ザイモールワックスの気持ち撥水(排水)
ザイモール施工前
下地処理、水洗いのみでザイモール施工。
気持ちの良い撥水具合と艶、滑り性が向上しております。